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3.22017
タイルの作り方
こんにちは。
比田井工業の比田井義憲です。今回は「タイルの作りかた」についてお話をさせていただきたいと思います。
お客様から「タイルってとてもいいけど、お値段がもっとよかったらね。・・・・・」こうしたご意見をよく頂戴します。確かに、同じ建築材料の塗装や壁紙と比較しても金額的には数倍以上になる場合もよくあります。それはどうしてなのか?
今回はこうした疑問について、簡単にご説明をさせていただきたいと思います。
それはやはりどうして原材料費が高いのか?という疑問です。その答えを見つけるべくタイルメーカーのカタログに記載されているタイルの制作工程についてご説明したいと思います。
タイルが作られる過程
あるタイルメーカーのカタログには以下の工程で紹介されています。
①原料
↓
②混錬
↓
③押し出し成形
↓
④乾燥
↓
⑤焼成
↓
⑥選別・検査
↓
⑦出荷
大まかにみるとこのような製造過程を経て、材料屋、工事業者から最終的にお客様にお届けするのですね。
確かに、タイルを焼いたり、箱詰めするのは機械でするとしても、さらには材料を選別したり、運送したり、施工するのは人間がするものです。こうした様々な人の手間(人件費)がかかることがタイルのお値段を上げることになっているんですね。工事業者として、正直とても1枚も無駄にはできないですね。
当社では残った在庫のタイルを利用して「タイル張り植木鉢」を作成していますが、さらにもっとタイルをいろんな利用できる方法を思いつくことができないのか日々検討しています。
デザイン性の優れたタイルをもっとお客様にご提案できないのか、IT機器を利用してさらなる検討、発展が必要であると実感しています。